岡山・犬島の放置廃車17台一斉撤去



岡山県犬島の放置廃車17台が2007年8月26日に、自動車リサイクル法に基づく離島支援事業の適用を受け一斉撤去されることとなりました。岡山県によると、県内での自動車リサイクル法に基づく離島支援事業の適用は2007年春の笠岡市に続き2自治体目で、複数の廃車の一斉撤去は初めてとのことです。





岡山市によると、犬島では路肩や民家の軒先などに軽自動車17台が放置されており、大半の所有者は島民とみられ、使わなくなって以降に廃車処分せず、野ざらしとなっていたため2006年末、岡山市が自動車リサイクル法に基づく離島支援事業を説明し、適用準備を進めていました。





車を運搬できる「犬島―本州間」の定期便はなく、犬島町内会の安部寿之会長(62)は「島民は、廃車しようとすれば船を手配するところから負担を強いられる。島内美化につながるし、ありがたい」と話しています。





8月26日は新岡山港(岡山市新築港)からチャーター船を出し、犬島との間を3往復して廃車を回収、同市の工場に搬入し、輸送費の残り2割は今回、「環境改善に協力するため」として、県内の自動車解体業者でつくる岡山自動車リサイクル協同組合が所有者の代わりに負担することとなっています。





瀬戸内地域を含めた全国の離島では海上輸送費がネックとなり、廃車を島内から持ち出さないまま放置するケースが多発しており、岡山県犬島でもここ数年、懸案となっており、岡山市は同事業の適用で、海水浴場や邦画のロケ地となった工場跡などを持つ市内有数の観光地の景観改善を目指していく方針です。





2005年1月に施行された自動車リサイクル法は、離島での廃車の不適正処分の解消を目的に補助制度を規定し、島民らから申請があった場合、船で島外へ運搬するための海上輸送費の8割を財団法人自動車リサイクル促進センター(東京)が補助することとなっています。









平成19年8月25日・山陽新聞より一部抜粋





確かに離島での廃車処分は多額の費用がかかりますので、放置されるのも仕方ないのかもしれませんね。





ただ廃車を放置している島民もあまりにも無責任なような気がするのは私だけでしょうか?必要なくなったから、費用がかかるから、といって廃車自動車を放置するのはどうかと思いますが・・・





自分たちの大切な島なので、自動車リサイクル法に基づく離島支援事業などに頼る前に、自分たちで解決していく努力も必要なのではないでしょうか。








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